新産会とは

1971年のニクソンショックで日本の産業界は混乱の渦中に巻き込まれ、 愛知県でも地場産業が大きな打撃を受けていました。そんな時代背景のもと、当時の桑原愛知県知事と井川商工部長の発案で、「業界をリード出来る人作り」を目的に、1972年に県下の各企業団体から推薦を受けた若手経営者30名が、「新世代産業指導者セミナー」を受講しました。1975年4月9日、1期から3期までの91名の総意によって「新世代産業研究会」 (略称=新産会)として設立総会を開催し、 会則や活動方針を決め、役員を選定してスタートしました。愛知県有数の歴史ある異業種交流勉強会であり、経営者が学び、共に高め合う仲間づくりの場として、精力的な活動を行っています。

会長挨拶

昨年を振り返りますと、まさに「激動の1年」でした。
ロシアのウクライナ侵攻、中国の厳しいゼロコロナ政策などにより、世界中が激しいインフレに見舞われました。
世界中で物価が上がったことを受けて、アメリカをはじめ多くの国で金融引き締め政策が実施され、わが国では急速に円安が進み、一時は32年ぶりとなる1ドル=150円台をつけました。
一方、withコロナの行動様式が浸透し、全国各地で人出が増え、観光地も賑わいを取り戻しつつあるように、経済は少しずつ正常化に向かっていると感じられます。

2023年の干支、癸卯(みずのと・う)は、これまでの努力が花開き、実り始めることを表していると言われています。また、株式相場には卯は跳ねるという格言があり、縁起がいい年と知られています。わが国の経済が飛躍を実現する年となることを願っております。

さて新産会の事業については、2月、3月、8月、9月の事業がコロナの感染拡大により実施を見合わせることとなりましたが、その他の事業は予定通り開催でき、多くの会員の皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。また各事業開催にあたり、担当理事の方をはじめ、多くの方に多大なるご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。今年も多くの会員の皆様にご参加頂けるよう、各種事業を企画し、会員の皆様同士がつながれる新産会にしていきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。最後になりましたが、会員企業様の益々のご盛業と、皆様のご多幸をお祈り申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。

2023年1月
新世代産業研究会 会長 浅野 慎之

主な活動

毎年4月に総会を開催し、会長、副会長、役員、理事の選出を行います。総会にて年度の行事を決定し、会員に告知します。また毎月理事会を行い、会計確認、入退会者の承認など様々な協議を行い、意思決定をします。また、会員向け会報誌「新産会ニュース」を毎月発行し、活動の報告、行事、必要事項の案内を行っています。

・総会(4月開催)
・各種研修会
・あいち産業振興機構との勉強会
・家族交流会
・納涼会
・愛知県経済産業局との勉強会
・会員交流会    など

毎年あいち産業振興機構理事長との勉強会を開催しています。

会員交流会で会員同士の交流、親睦を深め、互いに切磋琢磨できる関係を構築しています。

歴代会長

任務期間 社名/役職・氏名
令和元年度〜令和2年度株式会社マルケイ
代表取締役 江崎 賢一
平成30年度~平成31年度 たびぱーく株式会社
代表取締役 市川 聰
平成28年度~平成29年度 有限会社 サンメンテナンス工機
代表取締役 深井 昇
平成26年度~平成27年度 ナトコ 株式会社
代表取締役社長 粕谷 健次
平成24年度~平成25年度 株式会社 みづほ合成工業所
代表取締役社長 後藤 敏公
平成20年度~平成23年度 社会福祉法人 中日会
理事長 山田 茂樹