新産会とは
1971年のニクソンショックで日本の産業界は混乱の渦中に巻き込まれ、 愛知県でも地場産業が大きな打撃を受けていました。そんな時代背景のもと、当時の桑原愛知県知事と井川商工部長の発案で、「業界をリード出来る人作り」を目的に、1972年に県下の各企業団体から推薦を受けた若手経営者30名が、「新世代産業指導者セミナー」を受講しました。1975年4月9日、1期から3期までの91名の総意によって「新世代産業研究会」 (略称=新産会)として設立総会を開催し、 会則や活動方針を決め、役員を選定してスタートしました。愛知県有数の歴史ある異業種交流勉強会であり、経営者が学び、共に高め合う仲間づくりの場として、精力的な活動を行っています。
会長挨拶

昨年は新型コロナウィルスの流行が発端となり、いろいろと考えさせられる1年であったと思います。まだまだ完全なる終息が見えない中、日本のみならず世界を取り巻く経済環境にも大きな打撃は避けられません。悪化の懸念から経済活動や為替に大きな影響が及び、困難な経済環境が、なかなか改善されない状況にあります。しかし、その一方で、ワクチンの開発が進み、また昨年延期になったオリンピック開催に胸膨らむわずかながら明るい兆しもあります。相場格言では「つまづき」の年といわれる「丑年」の2021年は、子年の繁栄を土台に先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年にしようという気配も感じられます。昨年の日本の流行語大賞では「三蜜」が選ばれましたが、蜜という漢字には「心」という文字を使っていることから、「皆で何とかせねば」という「心と心とが蜜」となるように皆様と共に今年は奮起し続ける一年にしたいと思います。新世代産業研究会の事業におきましては、新型コロナウィルスの影響の中、少ない事業ではございましたが、皆様より沢山のご協力を賜り、愛知県経済産業局長、あいち産業振興機構理事長との勉強会、また新会員の事業紹介等を無事に開催することが出来ましたこと、有難く厚く御礼申し上げます。また新会員は1名の入会と低迷致しましたが、昨年同様に新規会員増強を続けてまいりますので皆様のご協力をお願い致します。最後になりましたが、今年一年の皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。本年も宜しくお願い申し上げます。
2021年1月
新世代産業研究会 会長 江崎 賢一
主な活動
毎年4月に総会を開催し、会長、副会長、役員、理事の選出を行います。総会にて年度の行事を決定し、会員に告知します。また毎月理事会を行い、会計確認、入退会者の承認など様々な協議を行い、意思決定をします。また、会員向け会報誌「新産会ニュース」を毎月発行し、活動の報告、行事、必要事項の案内を行っています。
・総会(4月開催)
・各種研修会
・あいち産業振興機構との勉強会
・家族交流会
・納涼会
・愛知県経済産業局との勉強会
・会員交流会 など


歴代会長
任務期間 | 社名/役職・氏名 |
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平成30年度~平成31年度 | たびぱーく株式会社 代表取締役 市川 聰 |
平成28年度~平成29年度 | 有限会社 サンメンテナンス工機 代表取締役 深井 昇 |
平成26年度~平成27年度 | ナトコ 株式会社 代表取締役社長 粕谷 健次 |
平成24年度~平成25年度 | 株式会社 みづほ合成工業所 代表取締役社長 後藤 敏公 |
平成20年度~平成23年度 | 社会福祉法人 中日会 理事長 山田 茂樹 |